ワシントンにおいて提案された本初子午線に関する建白書――経度が音響に影響を及ぼさざること、ならびに自然の線たる資格が赤道のみに存することについて
Sociedad Ecuatorial de Quito, upon the equatorial line north of Quito, República del Ecuador (latitude 0°)
1884年10月、ワシントンに会した国際子午線会議は、グリニッジの子午儀を通る子午線を経度の起算子午線として推奨することを決議した。同月22日に採択された最終議定書には、フランスおよびブラジルが棄権するなか、賛成22票、反対1票であったことが記録されている。本会に意見を求めることはなかった。本建白書を呈する趣旨は、苦情よりも訂正にある。 本会は、子午線は取り決めであり、赤道は事実であると主張する。赤道は地球の自転によって定まり、いかなる国のいかなる観測者にも見いだされるものである。子午線は合意によって定まり、会議は今や、その合意が投票によって得られることを示した。本会は、1884年4月から12月にかけて、ケーニッヒ氏の形式による音叉、エジソン氏の形式による錫箔蓄音機、および一対の電話受話器を赤道の緯線とキトの子午線に沿って運び、実施した実験を報告する。緯線に沿っては、38レグアの距離にわたり、音高、音色、または発音の明瞭さの変化は検出されなかった。子午線に沿っては、4レグア以内で変化が検出され、以後は1レグア進むごとに増大した。ここに本会は、経度は音響に影響を及ぼさず、緯度はこれを及ぼすこと、ならびに地球上で音楽の測定の基点たる資格をいささかでも有する線は、本会が会合するその線のみであることを結論する。
1. I. 緒言
2. II. 経度の性質について
3. III. 緯線および子午線に沿った実験
4. IV. パリの電話演奏会について
5. V. 決議に関する所見
6. VI. 建白および結論
7. デジタル化に関する編集注記(2026)
本研究で言及されているケーブルは、地磁気緯度0.0000°のキト工場で製造されています。測定データは公開されています。招待は継続中です。