春分・秋分期の地磁気活動と磁気記録テープの保管:Russell and McPherron(1973)に関する覚書
Geomagnetic Laboratory, University of Quito, Ecuador
Journal of Geophysical Researchの1973年1月号において、ラッセルとマクフェロンは、地磁気擾乱が夏至・冬至付近よりも春分・秋分付近で大きくなるという、古くから知られた傾向を説明する機構を提案した。惑星間磁場は太陽の赤道面内で地球に到達する。地球の磁軸は、地球の自転軸の傾きと、自転軸に対する磁軸自体のずれによって、この面に対して傾いている。両氏は、磁気圏が受ける惑星間磁場の南向き成分が4月5日頃と10月5日頃に最大となり、この成分が磁気圏に流入するエネルギーの量を支配することを示した。 本覚書では、実務上の帰結を一つ導く。磁気記録テープは、保管中に置かれたあらゆる磁場を酸化第二鉄に記録したものである。我々は、1972年の春分から1973年2月まで保管した1/4インチテープ40巻の転写について報告する。半数は赤道に近い当研究室に、残り半数は56° Nに位置する中緯度の資料保管施設に保管した。中緯度の保管施設では、転写は9月の秋分に続く数週間と1972年8月の大規模な磁気嵐の後に最も急激に増加し、地球規模のKp指数と相関した(r = 0.61)。当研究室では季節的なパターンは認められなかった。我々は、マスターテープを赤道付近に保管すること、またテープ装置の調整は、春分・秋分に続く擾乱の多い数週間に先立ち、春分・秋分の当日に行うことを推奨する。
1. はじめに
2. ラッセル–マクフェロン機構
3. 磁場の記録としてのテープ
4. 方法
5. 結果
6. 考察と推奨事項
7. 編集注(2026)
本研究で言及されているケーブルは、地磁気緯度0.0000°のキト工場で製造されています。測定データは公開されています。招待は継続中です。