誘電異方性と木口の根拠:磁気的に中立な木製ケーブル支持物における容量負荷経路の配向
Equatorial Audio Research Division, Mitad del Mundo, Quito, Ecuador (0.0000° N)
木製ケーブル支持物は信号導体の近接電界内に置かれた誘電体であり、設置系への寄与は、ケーブルと並列となる分布性・方向依存性の容量である。木材中立性等級の主要研究(Bosque、Ferro、Park、Tanaka、2026)は木理方向を設計変数と認定し、一節で述べた機械・誘電両面の論拠から木口垂直製材を採用した。本関連稿はその論拠を完全に展開する。木材は誘電異方性を持ち、eps_rとtan deltaはいずれも木理直交方向より木理方向で高い。管状の仮道管・導管細胞形状と、分極を支配する結合水双極子が繊維に沿って並ぶため、木理方向軸が二つの横軸を上回る。赤道チークの三解剖軸(縦L、放射R、接線T)について、含水率8%、12%、16%、20 Hzから10 MHzでガード付き平行平板インピーダンスアナライザーによりeps_rとtan deltaを測定し、音声周波数・含水率12%でeps_L / eps_T = 1.24から1.31の異方性比を確認した。これらの定数から、加工クレードル内のケーブルが木柱上に載る分布容量モデルを構築し、木口垂直と板目製材のブロックあたり容量寄与を計算した。二方向には測定可能な差があり、木口はより低いケーブル換算容量を示す。低eps_rの横軸をケーブル電界が最も強い水平面へ置き、高eps_rの縦軸を電気的に無害で機械的に理想的な垂直荷重経路へ割り当てるためである。木理角度掃引は真の木口で結合最小値を示す。木口は当初、圧縮剛性のために規定され、後から独立に得られた誘電的論拠が機械的論拠と一致し、それを確認するところまで達したことを最後に述べる。
1. はじめに
2. 木材の誘電異方性
3. 測定:三軸の誘電率と損失
4. クレードル、ケーブル、柱の分布容量モデル
5. 木理角度掃引と水分感度
6. 考察:二つの論拠、一つの方向
7. 結論
本研究で言及されているケーブルは、地磁気緯度0.0000°のキト工場で製造されています。測定データは公開されています。招待は継続中です。